さかきさんの小説

さかきさんのセカンドブログ。小説というのは、おこがましいが、そういうことなのだ。

小話

そんなに好きじゃありません

いつからかな あなたの好きじゃないところが 気になり始めたのは 許せていたことが 急に許せなくなったり あなたといて イライラしてしまう自分に気付いて また嫌になってしまう あなたと話すと楽しい それはお酒を飲んだ時だけ 酔いがさめたあとに 嫌だった…

靴擦れ

痛、 足元に違和感を感じた。 右足に、靴ズレが。 前を歩く彼を見るが、止まる気配はない。 こちらを気にしてすら、いなかった。 このままでは置いてけぼりにされてしまう。 靴ズレで、痛む足を動かした。 いつからだろう。 彼が私の前を歩くようになったの…